COLUMN
ランドセルコラム
【ランドセル カタログ請求】色や軽さだけで選んでませんか?「6年間の親子の会話」を作るランドセルの選び方

ラン活は「カタログ請求」という名の家族会議から始まる
ランドセル選び(ラン活)を始めると、つい「軽さ」や「色」といったスペックや見た目ばかりに目が行きがちです。しかし、まずは複数のメーカーへ「ランドセル カタログ請求」を行うことから始めましょう。
なぜなら、カタログを並べて親子で話す時間こそが、小学校入学に向けた心の準備の第一歩だからです。そして、そのカタログの中には、「購入後、親子のスキンシップを自然に生み出してくれる機能」が隠れていることがあります。
今回は、単なる道具選びで終わらせない、親子の絆を深めるためのカタログの読み解き方をご紹介します。
1. カタログ請求で見極めるべき「コミュニケーション機能」とは?
多くのカタログには「自動ロック」「大容量」などの便利機能が踊っています。しかし、ここで視点を変えてみてください。「親が手を出せる(関われる)余地があるか?」という視点です。
「背負わせて終わり」か「毎日触れ合うか」
一般的なランドセルは、一度ベルトの長さを調整したら、数ヶ月〜1年はそのまま使い続けるのが普通です。これは楽ですが、親子の接点は生まれません。
一方で、例えば「ハネッセル」のように、子供が背負った状態のまま、その日の服装や体調に合わせてカチカチとベルト調整ができる機能を持つランドセルもあります。
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一般的なランドセル: 「行ってらっしゃい」と背中を見送るだけ。
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調整機能付きランドセル: 「今日は厚着だから少し緩めようか」「荷物が多いから締め直そう」と、出発前の5秒間に親子の会話と接触(スキンシップ)が生まれます。
カタログを見る際は、こうした「毎日、親が子供にしてあげられること」が残されている機能があるか、チェックしてみてください。
2. なぜ「調整機能」が親子の会話になるのか
カタログ請求をして比較検討する際、ぜひ想像してほしいシーンがあります。それは、忙しい朝の玄関です。
朝の5秒が「愛情確認」の儀式になる
子供が成長するにつれ、親子のスキンシップは減っていきます。しかし、ランドセルの調整機能(ラチェットアジャスター等)があれば、以下のような会話が自然と生まれます。
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「あれ、ちょっと背が伸びた?」
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「今日は体育着があるから重いね、しっかり体に密着させよう」
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「カチカチッ(調整音)。よし、準備完了!」
まるでパイロットがフライト前に整備士と合図を交わすように、あるいはF1のピットクルーのように。 ランドセルを介したこのやり取りは、子供にとって「親に見守られている」という安心感になります。カタログの機能説明欄を見る時は、この「儀式」ができそうかどうか、という視点で見てみてください。
3. カタログ請求後にやるべき「比較のポイント」
実際に手元にカタログが届いたら、以下の3つのポイントで各メーカーを比較してみましょう。
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「調整」のしやすさ
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子供が背負ったまま調整できるか?
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その調整は、親がやってあげやすい構造か?(ハネッセルのようなラチェット式はここが強みです)
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「成長」への対応
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6年間で体格は大きく変わります。1年生の時だけでなく、高学年になっても「親子のコミュニケーション(調整)」が続けられる可動域があるか。
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カタログ自体のメッセージ
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機能性だけでなく、「親子の時間」や「子供の自立」をどうサポートしようとしているか、ブランドの哲学を読み取ってください。
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4. まずは気になるメーカーへ一括カタログ請求を
ランドセルは、子供が一人で背負うものでありながら、実は「親子の絆をつなぐツール」でもあります。
「壊れにくい」「軽い」はもちろん大切ですが、「このランドセルなら、毎朝子供の背中に触れてあげられるな」と思えるかどうか。そんな視点でカタログを眺めると、全く違った景色が見えてくるはずです。
まずは、気になったメーカーのランドセル カタログ請求をして、お子さんと一緒にページをめくってみてください。そこから、6年間の物語が始まります。
特に「毎日の調整がコミュニケーションになる」という視点に興味を持たれた方は、独自の調整機能を持つブランド(ハネッセル等)のカタログも忘れずに取り寄せていただき、その違いを比べてみてください。
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